善き友を得ることは、聖なる道の半ばまできたようなものではないか?
と、アナンダが概念がふと浮かび尋ねた時、
「善き友を得ることは、聖なる道の全てである」
と、お釈迦様は仰ったそうです。
大好きな友達がいることで、
老いることは怖くないことになる。
良い友達がいることで、
間違った選択をせずに笑顔で頑張り続けることができる。
素晴らしい思い出があることで、
ここから先の未来もまた「素晴らしい思い出に満ちている日がいない」と思えるからだと思います。
子供が幼稚園を卒業しました。
息子の幼稚園では「卒業式」というようです。
子供が多い地区に生まれた子供は、
2歳の時、幼稚園入学が危ぶまれました。
そのために、2歳で幼稚園の選択をし、
隣の町の幼稚園に通うことになりました。
いまとなっては、このノーチョイス状態こそが、
運命船幸運号だったんだなあと思います。
運動が苦手な子供には、大変な幼稚園だったはずです。
それでも、「出来るようになったそのときのために頑張っている」と、金言を吐きながら登園していました。
きっと、出来た時にお友達や先生がとっても喜んでくれたんだろうなと思います。
同級生のお友達たちは本当に素敵な子ばかりで、
愛されている自信と実感を持って生きているのだろうなあと思っていました。
幼稚園では、
同じ年の子供を育てる母親たちと出会います。
この出会いにも恵まれて、終わるのが悲しい幼稚園生活でした。
たくさん助けてもらって、
たくさん楽しみ方を教えてもらって、
よその子供をいつもたくさん褒めて応援してくれる母親たちでした。
みなさま、本当にありがとうございました。
卒業式迫る1週間前、
保護者代表の謝辞の依頼を受けました。
急だね!
急だけど、ピッタ体質の私にはぴったりの短さ、タイミングですよ。読みが深い!先生!
お利口な主人を横に置いて、
日本語の訂正をしてもらいました。
普段はうるさいなあと思う日本語訂正おじさんも、
この時は本当に感謝しました。
大好きな幼稚園のお友達たちの記憶の片隅に、
私が残っていたら嬉しいな。
1ヶ月位前から、
謝恩会のスライドの準備をしていたのですが、
スライド用にいただいた写真を見るだけで
泣けてくるのですから、、親心。
自分の卒業式で泣いたことはないので、
(学校キライ)
なんとなく自分自身の変化も感じました。
卒業式に関しては、
私も主人もあれこれしていて、
睡眠不足とスケジュール配分でどたどたになり、
一発触発という状態が1週間続きましたが、
終わってみれば夫婦ともに達成感を味わい、よい思い出です笑。
このような機会をくださった保護者会の皆様、
ありがとうございました。
そしてまた、
お友達がプレゼントしてくれた「ともだち」という本でまた泣いている親です。
なんということでしょう。
この年になって、私にも友達ができた!!
それを思ってダブル泣き!
善き友を得ることは、聖なる道の全てである。
よいことも、
悪いことも、
悲しいことも、辛いことも、
善い友がいれば、
ロングショットは間違いなく喜劇!
みなさま、ご卒業おめでとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。
優しくしてくれて、いつも励ましてくれて、
ありがとう。