「日常に消えて無くなるようなヨガ」をお伝えしています。
ヨガが、日常の中心にあることはわたしはのぞみません。
「あのひと、もろヨガやってそう!」
そんな見た目や空気感にならないようなヨガとの関係を好んでいます。
イーストでヨガをして、様々なスポーツや今までと同じ日常生活へのスパイスとしてヨガの効果を使って欲しい。
仕事中の座り姿勢や立つときの姿勢、
家族への姿勢についての考え方、
などなど、
それがヨガのレッスンから派生したものだったと忘れるほど自然に溶けていって欲しいと願っています。
ヨガは、優先順位ナンバーワンであってほしくないと思っています。
人生で1番好きなこと、たいせつなことを楽しむためのヨガであってほしいと願っています。
大好きなことが、ヨガをした効果でもっと楽しめるようになったり、苦手だったことが、ヨガの効果で楽に楽しく取り組めるようになったり。
ヨガでいい友達ができたり、ヨガウエアが案外似合ってる自分いいね、とか。
今日は疲れてるけど、ヨガすれば体調よくなるから大丈夫!!
とか、
魔法の杖じゃなくて、靴箱に並んでるレギュラー靴軍なヨガを楽しんでいただきたい!とレッスンを行っています。
「正しく歩くってどんなことでしょう」
正しく歩くって、どんなことですか?
かっこよく、歩くことですか?
歩くだけで、引き締まる美しい歩き方のことですか?
それもあります。
本来、歩くということは、行きたくない場所へ行くためのものじゃないはずです。
行きたくないけど、任務遂行の目的のためにいく、ってのはありますけど。
歩く=目的地にいく。
歩く=アイデアのままに歩く。
歩く=アイデアを拡げるため、誰かに会いに行くために歩く。
歩く=脳が興味のあるところに連れて行ってあげる。
歩く=心が解放され、思いのままに歩く。
歩く=心から溢れるものを、伝えにいく。
歩くとは、こんなことではないでしょうか?
「姿勢はとても雄弁なもの」
姿勢を変えたいな、って思うときは人生の転機です。
自分のステージがもしかしたら変わってきてない?って感じているときです。
姿勢は、知識と教養の集大成とも言われます。
好きな人が出来たら、こっちを振り向いてほしいなって思う。
声はかけられないけど、輝いてたらあっちから声がかかるかな?
猫背で上目づかいを武器にする人もいるのかもしれないけれど、内股で骨盤後傾にして、そのかわいさに釘付けになる異性もいるかもしれないけれど、
同性だったら、やっぱり姿勢がよくて輝いてる人に目がいきます。
華やかな場所では、誰だって胸を張って、かっこよく歩きたい!かっこよくたちたい!と思うものです。
自分の姿勢を変えたいな、って感じたときは、自分の世界が少し変わり始めているときだと思います。
何かを誰かに話したいなと感じるときとか、自分のことが最近とても好きになってきたな、とか。
ヨガにいらっしゃるお客様の中には、
すっと立つだけで華やかな空気がひろがるような方もいらっしゃいます。
もっとたくさんのひとに、その華やかな空気を送ってほしいなと思います。
チビで昭和体系の私には雲の上の世界の話。
モデルのような華やかなオーラを放つことはできない私だけど、自分が誰かに見せている姿勢は、親からもらった知識と教養の賜物だと思っています。
両親から、こんなことを教わって、私自身はこういうことを楽しみにして生きてきました!!!
どうだ、どーーーん!
そのくらい姿勢は周りのひとに自分の情報を発信しています。
姿勢ってそれを雄弁に語るものなのです。
姿勢を変えるには、たくさんの方法があります。
正しく歩く、
モーション的な部分よりも、
皆様の持っている『想い』『創造力』
その『心のままに歩く』ことをしてもらいたい!とずっと願っています。
腰が悪かったら、
膝が痛かったら、
自分のことを好きじゃなかったら、
自分の定点がないために、心が不安定だったら、
歩けない、のです。
自分の歩き方に納得がいかなかったら、
四季のヨガで自分の心の動向を好ましく思い、
体の隅々を労ってあげて、
「歩ける」ようになってもらいたいと、願っています。