引き寄せの法則はあぶない?
引き寄せの法則、平成中盤からスタンダードに食い込んでいますが、
自分の体なのに、腰が繰り返し痛くなる原因がわからないような探求心の状態で、
自分の体なのに、動かす場所が動かせないようなイメージ状態で、
本当にやりたいことなどを探しているようなライフスタイルの状態で、
自分の体の外にあるものを、正確に引き寄せることなんて可能なんだろうか?と長い間めんどくさい人間になっています。
イメージしたものは天使でも、イメージが届かなくて妖怪がきちゃうってことにならないのかな?などと、ますますネガティブな自分が顔を出します。
まずは、自分の体と心のリズムがシンクロして、相互作用で「いいね!」ってなってから
引き寄せるものを決めたい、と思います。でもこれも、個人的な偏見でーす。
でも、私の引き寄せなんて、
希望の駐車場が空いていますように!!ラッキーあいてるー!くらいでちょうどよく、
小さい天使呼ぶつもりで、小さめの妖怪が来る程度、案外気にやむことでもないのです。
「健康で素晴らしい毎日」
を長々つらつらと人に語り続ける人はあまりいなくて、
「幸せで楽しい毎日」
を、どんなことがあって楽しいのかを具体的に話そうとするひともあまりいないように感じます。
なんとなく幸せや健康ってバリエーションが少ないのです。
幸せの定義や、幸せときいて想像するものは、だいたい人類一致してしまっていて、
ストーリーが短く単調です。本や映画にも最初から最後まで幸せで健康なだけ、っていうのはあんまりないかも。
では、
「いやだったこと」「悩み相談」「不幸話、辛い話」はどうでしょう。
これはかなりの不幸バリエーションっていうのがあり、
新出の「ジョーカー」、クラシックな「ひまわり」「マリアの結婚」、ネオクラシックにもなった「太陽がいっぱい」「グレートギャッツビー」、平成の「ダンサーインザダーク」、キラキラした幸せの話かと思いきや最後どっぷり暗くなる「リバーランズスルーイット」、。
どこかに幸せの匂いを出しつつ、不幸のバリエーションで話がすすみます。
エンターテイメントとしても、不幸バリエーションはいとをかし、なのかもしれません。
健康バリエーションもそうです。
体が軽くて健康です!今日も若々しくて健康です!痛いところがなくて健康です!
まあなんてつまらないお話なんでしょう。
でも、不調バリエーションはグッときますよ。
「急に10キロ太って、思い出のドレスが着られない」
「肘が痛くて、大好きな◎◎ができません」
「たっても座っても腰がいたくて、寝てもつらい」
なんとかしてあげたい!あなたのために、役に立てることはないかしら?
と身も心も、グッとその方に入り込みます。
ので、
まとめると、
話せばどーしたって、不幸バリーエーションの中に自虐ストロークを差し込んでくる感じになってしまいます。
桃太郎だって、子供のできない老夫婦→桃くる→成長うれしい→旅立ちわかれ→おかえりハッピーと、不幸バリエーションが二つ以上入っています。
飛べない鳥→飛んで自由に、リーダーに。
グッときます。
もともと飛べる鳥→もっと飛べるようになってリーダーに。
さらっと心を撫でる感じ?
これはもう面白く楽しく長く生きるためには受け入れるべきことかなと思います。
引き寄せや、願いを叶えるために、自分の思考回路を変えなくたっていいと思うんですよね。
その思考回路のままで、願いが叶うようにちゃんと設計図ができているはずです。
まとまらなくなってきました、
風呂敷を広げたまま グッバイ水曜日!