2022年、15年前の今頃の自分はどんな自分だったのかバックトゥザ2007年1月へ。
点で生きる人生はテンで楽だ
2007年
水は語るとか、遺伝子は語る、死体は語る、などなど
語る系タイトルは印象強いものが多いというのが
私の経験知です。
遺伝子は語るの中に、
こんなジョークがありました。
「点で生きる人間はテンで楽だ」
世の中は結構みんな前後の脈略を持ったり、
経験知を持ち出したり、
明日の事や、昨日のこと、まわりの友達や
家族のことなどを考えて
連鎖的に生きているらしいのです。
ところが、中には「点」で生きる人がいて、
その人の足取りはとても軽やからしい。
それは点だから。
連鎖性がないから、引きずらないし、
心配になることがない。
未来も、過去とつながっていないから、
全てが新しい事象になる。
過去に学ぶことがない=恐れなし。
みたいな感じだろう。
こういうひとは、明るく逞しくそして
非常に成功へとまっしぐらに進めるらしい。
昔の読んだ本なので、やや内容に違いが
あったら失礼します・・。
あのとき、「点」の意味がいまひとつわかっていなかったような気がします。
ところが、「点」でラク、と、「点」が点で終わってちょっと自責の念、みたいな点たちが。
点と点を線で結ぶ、が長い助走で繋がっていました。
テンだからラクだったはずのことも、それこそ「連鎖的」なものとして生きていました。
点で楽、でよかったのですね。
自分は絶対過去回帰型の保守の、ネガティブの、身軽じゃないタイプだと思っていたようです。
自分のことなんて、いくら考えても10年くらいたって振り返ってみないと見えないね。
点だなんて、身勝手に生きられない!そんなの辛い、さびしい!とか騒いでいたのに、
今日の楽しさ、今日のブツ切れの後悔が
「いやぁ、これも10年後くらいには”繋がってたね〜”なんて思うんでしょうねえ」
なんて思っています。
変わろうとしなくても、
出会った方々との良い摩擦で変わっていけるんだ!
一人勝手に輝いて、勝手に「終わり良ければすべて良し」と満足した1月初めでした。
みなさま、今年もいろいろな思い違いを指摘してください。
点で生きる人生は、テンで楽だ http://fumiyueast.blog.fc2.com/blog-entry-312.html