良い姿勢、正しい姿勢とは
ヨガインストラクターになって13年となり、
ロミロミ整体をはじめて15年。
一緒に始めた世代は15年年をとりました。
そうすると、15歳若い世代とヨガをするようになりました。
自分と同世代に「姿勢」をどのように伝えるか?を当時とても一生懸命考えていたけれど、
15歳、20歳若い世代に伝えることに比べたらシンプルだったように思えます。
自分より、10歳15歳年上の方に姿勢についてお話するときは、年上の方が私の足りない言葉も含めて「わかったよ。こうね!」と仰ってくれていました。
若い世代の女の子、グイグイ話しかけたら困るかもなと思っていたかわいい女の子です。
「この前筋肉痛になりました!でもすっごく気持ちよかったです!」
と話してくれたので、
私もこの日会ってからずっと言いたかったことを言ってみました。
「最初に会ったときより、姿勢が良くなってる、っていうか姿勢が素敵!だね!」
と。
「ほんと!?自分でもちょっと良くなったかなあと思っていたけど、いやまだまだでしょう、とも思ってて。。。。でも、姿勢をつくるというか、こうやって引き上げる感覚がわかったんです!!息を吸うとか、呼吸で違うこととか。。」
と、ほんっとうにかわいい笑顔でお話してくれました。スタジオに慣れてくれたんだな〜うれしいな。
正しい姿勢は
たぶん、、、
骨盤はニュートラル、胸は張りすぎず、腰を反らない。
とかこういうものだと思います。
だけど、正しい姿勢と良い姿勢も多分また違って、
良い姿勢っていうのはもっと、抽象的な、印象のようなものなのだろうと思っています。
若い女の子の姿勢は、
素敵な姿勢になっていました。
正しい姿勢というものに比べたらちょっぴり首が長すぎるのかもしれないけれど、
胸郭の位置が少し高いのかもしれないけれど、
その姿勢は素敵なんです。
保守的な体業界の方からしたら、
無理がある、テンションがありすぎる、抜けが少ない
と、思われるかもしれません。
素敵な姿勢は、良い姿勢でもあります。
素敵な姿勢は意識と筋力が最初は必要ですが、
ヨガやエクササイズを習慣にしてしまえば無理のない姿勢となります。
万が一無理な姿勢だった場合、
すぐに痛む場所、弱い場所からサインが届きます。
そのサインを解読できるようになります。
正しい姿勢は、こんなに顔も骨格も仕事もライフススタイルも多様な中で、「コレです!」はないでしょーと思います。
実際私の骨格の場合、
おでこは出てるわ、後頭部は飛び出てるわ、
おしりえくぼの骨盤だし、
肋骨の厚みに対して膝から下はすごく小さい。
これに線引かれたら、「正しい姿勢」はひどいものになってしまいます。
「この私、好きだわ」「このオレ、オールマイティな印象かも」
好きだ!と思える印象の姿勢と、安全で負担の少ない姿勢の両方をうまく取り入れた
自分の姿勢に出会ってほしい!と思っています。
新年は動き出しました。
スタジオに通い始めた皆様、好きな自分の姿勢、1年後には誰かに話せる自分であってほしいなと思います。
自分より、15歳以上若い世代のために。