嫌われる勇気
お友達とこの話になり、はっとしました。
ここ数年は「できれば好かれたい」とおもっている自分に!!
古い友人たちもそう言っていて、
「嫌われる勇気とか、嫌われたって大丈夫、自分に嫌われないのが一番、って言うけどさ、人生折り返しのせいか、最近は出会った人みんなにいい気分になってほしいとすら思うね。」
この方たち、10年前、20年前は堂々と、
「嫌われて、文句言われて、嫉妬されてなんぼよねえ?」
って言ってたし、言い合って笑ってた気がするのに。
ロックしてた人たちも、テクノしてた人たちも、ブルースしてた人たちも、
ある時点からみんな愛と平和を語りだすので、
そういうもんなのかもね、と思っています。
スタジオのドアを叩いてくれたからには、
楽しい気分で、自分のいいとこみつかったなっていう、
愛に満ち溢れた気持ちでおうちに戻ってほしい、と思っています。
「嫌われたっていいんだ!」
って強く感じている方は、いま上昇気流の運勢だと思います。その気持ちは大事にして良いと思います。
でも、
嫌われていいことなんて何もないよ。
自分のことを嫌いになるくらい無理するなら、他人に嫌われてでも自分の機嫌をとろうだなんて、そんなの言葉遊びだと思うよ。
素敵な人は嫌われない。
どの角度からも、悪口言われないと思う。
そんな気持ちが、あるとき急にせまってきて、
この頃は昔の友達といつも、「愛し愛されたいねえ」と話しています。
この世界を去るときも「なんだかんだで、愛に溢れた人物だった」とこの世から旅立ちたいね、と本気で話しています。
もしかしたら、勇気がなくなったのかもしれないけれど。
もしかしたら、勇気に毛が生えて
「嫌いだなんて言わせねえ!」
ってなりはじめてるのかもしれないけれど。
でも誰も彼も、口が悪いのは一生なおらないでしょうね。
これからもよろしくお願いいたします。
え、ら、そ、う!