ワンダーランド！
楽しい明るいプロがいるところは、ワンダーランド！
文房具店のある街イコール、
お勉強をする学生さんがいる、
ご商売をしているおうちが多い、
商店街町内は、文房具屋さんが１軒はありました。
だったんじゃないかな、昔は。
私ももれなく、文房具屋の近所で生まれ育った「昭和世代」です。
この頃はホームセンターでも買えるし、
インターネットでも買える文房具だけど、
文房具愛が強い人間は、どうしてもあの
「文房具屋さんの香りというアロマ」とともにショッピングしたいものではないでしょうか？
牧之原市静波には
このアロマがしっかりと味わえる文房具屋さん、「ブンテン」さんがあります。
我が家にとっては、お習字、学校の道具など、気合いの入るものを買いにいく「ハレの場所」でもあります。
我が子は、色鉛筆とかクレヨンにあまり興味をしめさない男でした。
みんなが⚪︎や四角をエンジョイしている頃も、
我が子はマルさえ書かず、鉛筆の仕組みを眺めているような男でした。
ところが、
このブンテンさんで、
消せる色鉛筆のレクチャーを受けました。
目をキラキラさせて、ブンテンさんの姿を見ていた息子。
その色鉛筆を手にして、いろいろな図形を描くようになりました。
学生になった子供も、僕はブンテンさんで買うとうまくなる、と言います。
私は確信しました。
「文房具というものは、”ハレ”からスタートしなくてはならない」
いろいろな「専門店」が終わっていきます。
あの専門店ならではの香りも、時代とともに消えていくのでしょうね。
とても貴重な時代を過ごしたことを、幸せに思います。
専門店で選んでもらった文房具。
子供にとって、こんなにあがる瞬間はないんじゃない？と思います。
、、というわけで、
お勉強が好きだった方、
自営業で、事務所でお勉強をした経験のある方、
ブンテンさんの扉を開けたら、
「なんと幸せな子供時代だったのだろう！」という素晴らしい気持ちでいっぱいになりますよ。
数百円で、想い出の価値倍増。
数千円（お習字の道具とか、新学期一式とかね）で、親からもらった愛の名シーンが蘇るでしょう。
私はまだあと数年、子供の文房具を理由に出かけられるワンダーランド！！
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