でもそれほどの怖さはない
オザケンが相変わらず細くて長い足をちょっと曲げて歌を歌っています。
ビートルズも、ミスチルも、桑田さんも、体型が大きく変わらない。
ハリウッドスターみたいに、無理して絞ってますという感じじゃない変わらなさ。
オザケンもやっぱり変わっていなかった!!ホルモンタンク(当時涙袋なんて言わなかったですよ)も健在。
春にして君を想う、では”お腹もちょっと出たりしてね?”って言ってたけど、全然だよ、オザケン!!!
小沢健二世代です。
誰かの愛をしったら分かるようになったブルースを通り抜けた四十路。
夢に見たような大人って感じを軽く飛び越えたあと、
小沢健二さんがテレビで見られるようになった!
平行する世界で、小沢健二!に出会っていなかったら
私の人生はきっとこうではないのだし、
「宇宙にとって良いこと」この言葉に頷いてしまう自分はいなかったなあ。
「宇宙にとって良いこと」「平行する世界」この意味がわかるような人生を送ってきたかな?と聞かれた気分になった同世代も多いはず。
後ろのトサカ頭のミュージシャンを見ると
涙が湧いてきてしまいます。
私もあんな風に、誰かに向かっていつも、カラフルなトサカ頭を掲げていたい。
「でもそれほどの怖さはない」
小沢健二さん、四十路の私も元気にしてくれてありがとう。
誰かの歌を聴くと、夏の日は魔法。
夏の日が顔を出すような休日に、
でもそれほどの怖さはない、と思えることは自分のことばかりで、
もっと大切なもののために、とても怖くなることも増えたのだなあとも思いました。
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